そこにある僕だけの花


懐かしい風 街はいつもにぎやかで
人は皆 笑っていて
そんなイメージを何回も浮かべながら
今ここに帰ってきたけど

 

そこで感じる匂いや色は
好きだった人の事とか
思い出すから好きじゃない
いやむしろ嫌いでさ…
素直になれ…?
あぁそうさ そりゃもうね
愛しいんだ

 

そこにある花 見つめていても
考えすぎてキリがないから
ごまかして ごまかして生きてます

そりゃ後悔しても仕方ないけど
たまにだけど胸が苦しくなる
たぶんみんなそうなんだろうな

 

子供の頃は何もかもが眩しくて
意味もなくはしゃいでたな
自分一人が頑張ってるなんて思ってないけど
モヤモヤがうっとうしくて

 

人と世間の嫌な部分に
文句一つ言えなくて
そんなもんだよって
分かってるんだ けどねそうじゃなくて
あのね…つまり…
あぁもういいよ!今日は帰って寝るさ!

 

そこに咲く花 見つめてみれば
不思議だけどさ 辛い記憶が
なんか力になってく気がしてさ

そりゃイライラもすることあるけれど
新しい季節を感じながら
生きるのも悪くないな

 

花になれたら
誰も傷つけずに生きられるかな
そんな訳にも中々いかないのが人生だ
あぁ どうせなら信じてもいいのかな
きっと自分なりの一生懸命が
幸せに繋がるんだと

 

君が教えてくれた優しさが
僕だけの花になると