リベリオンシンガー


ここはとある独裁国家 傲慢な権力達は
「歌うことを許さない」と剣(権)を振った

 

歌うことに焦がれていた 純真な若者達や
偉大なロックスターは皆 捕らえられた


今、僕らは抗うこと怖れて
無重力の世界を当てもなく歩いている亡者

街に残る八分音符の面影
許されるのはお国を讃える讃美歌だけ


違う 間違いだらけ
音のない世界は
ただ求めるように存在の意味を問う


時は経って 人々の困惑も静まり始め
かりそめの自由に皆 堕ちてった


あの日君は受け入れること拒んで
自分らしくあるため 歌い続けること選んだ

 

独り強く 夢を追うその笑顔は
権力者の影の裏 音もなく消えてった


願う 叶うのなら
僕はこの世界がまた色付くような
バラードを歌うよ


夢とか希望 金とか地位
錆びれかけた世の中だからこそ

勇者になれ
生きることの意味まで 奪われる剣なんか
この世界にはいらない


もういいだろ?
苦しみ悶える必要はない
気づいたよ 君の歌、世界はまだ
色褪せては決してなかった


痛みを 迷いを 憂いを 喜びを
今を 明日を 未来を 歴史を
自由を 絆を 心を 命を

歌うよ 歌うよ

僕らのステージで